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包装の知識
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【掛け紙(のし紙)の種類と表書きの名入れについて】
掛け紙(のし紙)の種類 |
表書きの名入れについて |
【一般慶事】 通常のギフト・お祝
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・個人からプライベートで贈る場合は、贈り主様のご苗字またはフルネームを入れます。
・ご親戚など同じご苗字の方から贈るパーソナルギフトの場合は、
親しみやすくファーストネーム(下のお名前)だけでもよいでしょう。
・連名でお入れすることもできます。目上の方から順に、右から書きます。
・社名や肩書を入れる場合は、省略せずに正式名称で書きます。( 例: ㈱ ⇒ 株式会社 )
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◎名入れの仕方についてさらに詳しくお知りになりたい場合は、「 包装の知識 」をご参照ください。
【表書きの例】
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<個人名の例>
名入れはご苗字だけでもフルネームでも承ります。
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<夫婦連名の例>
夫婦連名でお入れすることもできます。
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<連名の例>
連名でお入れすることもできます。目上の方から順に、右から書きます。
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<社名・肩書入りの例>
社用でご進物の場合は、社名や肩書もお入れすることができます。
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<会社名の例>
会社名は省略せずに正式名称を書きます。
・「包装方法」の選択では、
包装方法 ⇒ 掛け紙(のし紙)
上書き ⇒ 御祝を選択し、お支払い方法選択ページの最下部にある「通信欄」に、表書きの上は
「御○○御祝」にてといったように内容をご指示ください。
ご用途 |
掛け紙(のし紙)の表書き(上書き) |
解 説 |
結婚記念日の お祝 |
結婚〇周年 御祝 |
結婚記念日を都度祝う際、御祝に「結婚○周年」と書き添えて贈ります。 |
銀婚 御祝、金婚 御祝 など |
夫婦となった記念日を1年ごとにお祝いする結婚記念日の風習は、ヨーロッパから伝えられたといわれています。欧米では、毎年の結婚記念日が何年目であるかによってその名前を使い分けており、日本もそれに習ってお祝するようになったようです。ご夫婦間ではもちろん、お祝としても、その名称にちなんだ記念の品を贈る習慣があります。
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表書き(上書き)にも、「御祝」に加え、 記念日の名称を入れるとよいでしょう。
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お子さまの ご成長のお祝 |
お食い初め 御祝 |
「お食い初め」は、生後100日目(赤ちゃんの乳歯が生え始める頃)に、一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて祝い膳をもうけ食事をする真似をさせる儀式です。 |
初節句 御祝 |
初めて迎える節句に、両親・祖父母と共に今後の健やかな成長を祈り、お祝いします。男児は5月5日に“端午の節句”、女児は3月3日に“桃の節句”として祝います。 |
七五三 御祝 |
男児は5歳、女児は3歳と7歳に成長を祝う年中行事です。11月15日(またはその近辺の日)に正装をして氏神様に詣で、健やかな成長をお祈りします。
3歳(満2歳になる年)…「髪置(かみおき)」 髪を伸ばし始める頃
5歳(満4歳になる年)…「袴着(はかまぎ)」 男性の装束である袴を着用
し始める頃
7歳(満6歳になる年)…「帯解(おびとき)」 大人の女性と同じ幅広帯を
着用し始める頃
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御入学 御祝、御入園 御祝 |
ご入学(ご入園)決定の知らせを受けたら、なるべく早い時期に贈ります。 |
御卒業 御祝、御卒園 御祝 |
卒業(卒園)式の当日、もしくはその前後に合わせて贈ります。 |
御就職 御祝 |
ご就職決定の知らせを受けたら、なるべく早い時期に贈ります。 |
御成人 御祝 |
「成人の日」は地域により異なる場合がありますが、一般的には1月第2週の月曜日にお祝しますので、その前後に合わせて贈ります。 |
ご長寿の お祝 |
還暦 御祝、古希 御祝 など |
ご両親やご祖父母をはじめ、先達の方々のさらなる長寿と健康を願って贈るお祝のことを「賀寿」といいます。日本では、奈良時代に始まり江戸時代に広まったといわれる、古来からの一般的な風習です。かつては数え年(生まれた年を1歳とし、元旦を迎えるごとに年を加算する)でお祝していましたが、現在は満年齢を迎えられる年のお誕生日にお祝することが多いようです。但し「還暦」についてはその意味合いから、満60歳でお祝します。人生の節目である賀寿には、ご家族やご友人同士で祝宴をもうけたり、若い者が敬慕の意を表して贈りものをするのが一般的です。
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表書き(上書き)にも、「御祝」に加え、 記念日の名称を入れるとよいでしょう。
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賀寿 御祝 |
年齢を問わず、ご長寿の方にお祝を贈る際の表書きです。 |
敬寿 御祝 |
寿福 御祝 |
受章・受賞・ 表彰・ 文化功労者 認定などの お祝 |
御受章 御祝、○○章御受章 御祝 |
勲章や褒章を受章された方へのお祝です。 |
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御受賞 御祝、○○賞御受賞 御祝 |
「賞」を受賞された方へのお祝です。 |
御顕彰 御祝 |
文化功労者、重要無形文化財保持者などの認定や、功績を称えられて表彰を受けた方へのお祝です。 |
新築・新居・ 転居のお祝 |
御新築 御祝 |
個人の住居を新築された場合のお祝です。 |
御新居 御祝 |
マンションなどを購入された場合のお祝です。 |
御転居 御祝 |
引越をされた場合のお祝です。 |
開店・開業・ 竣工のお祝 |
御開店 御祝 |
店舗を開店された場合のお祝です。 |
御開業 御祝 |
事務所・医院などの開業のお祝です。 |
御竣工 御祝 |
ビルや建築物の竣工のお祝です。 |
就任・昇進・ 栄転のお祝 |
御昇進 御祝 |
一般社員が課長になられる場合のお祝です。 |
御昇進 御祝、御栄進 御祝 |
課長が部長になられる場合のお祝です。 |
御昇格 御祝、御栄進 御祝 |
部長が役員になられる場合のお祝です。 |
御就任 御祝 |
役員が社長、会長になられる場合のお祝です。 |
御栄転 御祝 |
より良い地位に就かれた場合のお祝です。 |
周年・定年退職 などのお祝 |
創業○周年 御祝、開校○周年 御祝 など |
周年のお祝として贈ります。 |
御定年 御祝 |
定年退職のお祝として贈ります。但し、「退く」ことを祝うのは失礼と
思われる場合は「記念」とするか、今までお世話になったことへの謝意を
表して「御礼」や「感謝」とするのが無難です。
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掛け紙(のし紙)の包装はフォーマルな印象ですが、リボン包装でもお気持ちは十分に伝わります。
先様とのご関係や、お好みによってお選びになることをおすすめします。
なお、一つのお品に掛け紙とリボン包装を併用するのは、和洋折衷となるため承っておりません。
【リボン包装について】
リボンを用いた包装方法は、お品の特性によりお選びいただけるデザインが異なります。
◎承ることができない包装方法を選択された場合は、電話またはメールにてご連絡のうえ、可能な包装方法に変更させていただきます。
食品以外の場合
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リボン(金)
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リボン(白)
包装紙は使用しません
《参考》
■複数のお品を一緒にお祝として差し上げる場合は、一番高価なお品を掛け紙(のし紙)包装にし、その他のお品は普通包装 (包装紙のみ)またはリボン包装にするのが一般的です。
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ご結婚関係とご出産関係以外のさまざまなお祝や記念品などの掛け紙(のし紙)についてご紹介します。
掛け紙の表書きは、いずれのご用途の場合も「御祝」で十分ですが、ご用途に応じて「○○ 御祝」とすることで、
より明確にお祝の気持ちをお伝えすることができます。